お菓子作りには道具が色々必要ですが、大事なのはボウルです。
そういえば私は結婚する前引っ越しする準備をしていたとき、夫に

お菓子作り用のボウルを買わなきゃ
と言ったら夫が「ボウルあるよ」と言ったのですが、夫の言うボウルはプラスチック製の100円ショップで売っているような代物が1つだけだったということがありました。
お菓子を作るなら、もっとちゃんとしたボウルを複数用意する必要があります。
今回は、お菓子作りの際にあると便利なボウルの種類の話をします。
この記事で分かること
- ボウルには浅型と深型がある
- 耐熱ガラスボウルの用途
- まず用意するべきボウルは何か
製菓用ボウルは大きさも形も色々
私はこの写真の通り、たくさんのボウルを持っています。

左の大きいのは2個重なっていて、右側の2個は小さめで材料を量る用にしています。
持っているのはこれだけではなく、もう一つ左のやつより大きくて浅めのものと、耐熱ガラス製のボウルがあります。
材料を量る用は、他のもので代用も出来るので用意した方がいいとは言いませんが、左側の深型と、写真に写っていない一番大きくて浅めのものについてまず解説します。
泡立て用の深型ボウル
左側の2つの、上に乗っている方のボウルは、深型と言われるボウルです。
深型は、卵白を泡立ててメレンゲを作ったり、生クリームを泡立てるのに適しています。
なぜかというと、深いので泡立て時に飛び散りにくいからです。
泡立ては飛び散らずに行うのはなかなか難しいです。
上手な人なら飛ばないのかもしれませんが、私はめっちゃ飛ばしてしまいます…。
深型であれば、完全に防げるとまでは言えませんが、少しやりやすくなります。
こねる系は浅型ボウル
対して、浅型ボウル
パン作り、パイやタルトなどボウルに手を突っ込んでやる作業はこちらの方がやりやすいです。
使い分け方
私の使い分け方は、
- 深型:スポンジケーキの生地 メレンゲ
- 浅型:パイ生地 タルト生地 パン
- どちらでもないボウル:バターを練る 生クリーム泡立てなど油系のもの
となっています。
上の方で、深型は生クリームなどに適していると言っておきながらなぜ生クリームは深型を使っていないのかというと、これはただの私のこだわりで、深型で油系をあまり使いたくないからです。
スポンジ生地やメレンゲなどの、卵を泡立てる作業は、油、水、洗剤などが残っていると失敗しやすいです。
よく洗えばいいのですが、出来るだけ油を使うのを避けようと思っています。
せっかく3つの大きなボウルを持っているので、使い分けることにしていますが、そんなにボウル持ってなければそれほど気にしなくてもいいと思います。
正直な話、別のボウルで油系をやっていたとしても最終的に混ぜ合わせることになったりと、完全に油を入れないで使うのは無理です。
あまり神経質になる必要はないかなと。
ただし、油を使ったときはしっかりと洗って下さい。
混ぜる用の大きなボウルは、こうやって使い分けています。
このやり方が正しい!他の使い方はおかしい!という意味ではなく、単純に私がこうしているというだけなので、あまり気にしないでください。
耐熱ガラスのボウル
また、これとは別に耐熱ガラスのボウルも持っています。
耐熱ガラスの利点はやはり、レンジにそのまま入れられることです。
バターやチョコを溶かしたりするのはもちろん、カスタードクリームやホワイトソースをレンジで作るレシピもあります。
それらをこの耐熱ガラスボウルでやると便利です。
私は、スポンジケーキを作るときの湯煎のお湯や、生クリームを泡立てるときの氷水で冷やすときの氷水を入れるのには耐熱ガラスを使っていますね。
重量があって安定感があるからと、氷水を入れたときステンレスほど結露がでないからです。
色々お菓子を作ってみたいなぁと思っているのなら、一つ持っておくといいです。
初心者が最初に買うならまずは深型を
もしあなたが、まだ何も道具を揃えてないけどまずはどのボウルがあるといいのかな? と悩んでいるのであれば、まず深型を用意するといいと思います。
お菓子作りには泡立てをする場面が多いので、深型を持ってると泡立てがやりやすいからです。
でも、深型はその辺の店ですぐ売っているものでもないので、急ぎであればあまりこだわらずとりあえず大きなボウルを買うといいですよ。
まとめ:お菓子作りのボウルは泡立て用なら深型がおすすめ
まとめますと、
- ボウルは浅型深型使い分けよう
- 耐熱ガラスボウルは1つあると便利
- 迷ったらまずは深型
ということになります。
あなたが楽しくお菓子作りを続けられますように。
