ケーキの種類の中に、シフォンケーキというものがあります。
特別な材料を必要としないのに、贅沢な感じのするおいしいケーキです。
人気があるので、ぜひ作ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなシフォンケーキを、20センチの大きい型で作る方法をご紹介します。
この記事で分かること
- シフォンケーキの作り方
- シフォンケーキの名前の意味は?
- 型から外すときに気をつけること
もくじ
20センチ型ふわふわシフォンケーキの作り方
作り方はシンプルだけど、ふわふわでおいしいシフォンケーキの作り方を紹介します。
20センチシフォンケーキ材料
卵黄 | 5個分 |
---|---|
卵白 | 7個分 |
砂糖 | 130g |
サラダ油 | 100cc |
薄力粉 | 150g |
ベーキングパウダー | 小さじ2 |
水 | 110cc |
シフォンケーキ作り方
- 卵白を泡立て白くなってきたら砂糖の半量を2~3回に分けて加えてしっかりしたメレンゲを作る
- 卵黄に残りの砂糖を入れて白っぽくなるまで混ぜる
- 2に水を加えて混ぜ、サラダ油を少量ずつ加えてその都度よく混ぜる
- 3に薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら加えて粉がなくなるまで混ぜる
- メレンゲの半量を加えて混ぜた後、残りのメレンゲを加えてゴムべらで底から返すように混ぜる
- 型に高い位置から流し込み、ゴムべらでならす
- 180度のオーブンで40分焼く
- 焼き上がったら型を逆さにして冷ます
- しっかり冷めたらパレットナイフを刺しては抜きを繰り返して型から外す
シフォンケーキの作り方のコツ
シフォンケーキの卵は、別立て法というやり方で泡立てていきます。
別立て法のやり方はこちらの記事に書いてあるので、読んでいただけるとスムーズに作れると思います。
型に流し込む時のコツ
別立て法で作った生地ができたら、シフォンケーキ型に、高い位置から生地を流し入れます。
流し込んだら、ゴムべらを生地の中に突っ込んでは抜き、を繰り返して一周すると大きな気泡が消えます。
スポンジケーキではここで型ごと落として空気抜きをしましたが、シフォンケーキではやってはいけません。
焼いて冷ます
オーブンに入れて焼きます。
焼き上がったらオーブンから取り出しますが、この時もやはり、型ごと落とすのはやってはいけません。
逆さにして冷めるのを待ちます。

ビンなどがあれば真ん中の穴に突っ込んで逆さにしますが、ないようでしたら、少しつぶれてしまいますがケーキクーラーでやります。

型からの外し方
冷めたら型から外しますが、外周にパレットナイフなどを突っ込んでは抜き、を繰り返します。
この時、1回突っ込んでそのまま型に沿って回すというやり方をするとどこかで生地に刺さってしまってぼろぼろになりますので、必ず突っ込んでは抜きというやり方をしてください。
真ん中の円柱部分も底も忘れずにナイフを入れてください。私は何度かやらかしましたが。
きれいに外れればできあがりです。
シフォンケーキ名前の意味
シフォンケーキという名前の由来は、「シフォン=薄い絹織物」から来ています。
絹のように柔らかいふわふわのケーキ、という意味です。
しかし、シフォンという言葉はフランス語由来であるにもかかわらず、フランス語では「ぞうきん」という意味なのだそうです。
英語的表現では絹織物なのに、本来はぞうきん…。
日本で言うカタカナ語みたいなものなんでしょうかね?
フランス語でシフォンケーキはエンジェルケーキと呼ばれることもあるとか。
面白いですね。
この記事で使った道具
まとめ:シフォンケーキはふわふわでおいしい
シフォンケーキはふわふわのやわらかいケーキです。
絹織物が語源ですが、フランス語ではぞうきんという意味になってしまうらしい…。
専用の型が必要なので、ちょっと取っつきづらいかもしれません。
シフォンケーキは、生地が型に貼りつきながら膨らんでいくため、フッ素加工の型は避けて、アルミがオススメです。
シフォンケーキが作れるとお菓子作り好きとして大分レベルが上がった感じになるのでぜひ作ってみてください。
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あなたが楽しくお菓子作りを続けられますように。
