お菓子を作っていると、卵白が余ってしまうことがあります。
逆に卵黄が余ることもあるんですが、卵黄は醤油漬けにしたりカルボナーラに乗せたり、料理で簡単に消費できるのに対し、卵白…どうしよう…となることは多いです。
そういうとき、卵白は冷凍して保存しましょう。
卵黄は冷凍すると変質してしまうのですが、卵白は冷凍しても問題なく使えます。
しかし!
結局冷凍した後どう使えばいいの? となると思います。
今日は、そんなときにおすすめの、卵白を大量に使用するお菓子を紹介します。
この記事で分かること
・卵白大量使用のお菓子レシピ
・アーモンドプラリネペーストとは?
・絞り出し袋の使い方
シュクセ・プラリネというお菓子


本日のレシピの参照元は、こちらの本です。
いつものように作りやすいようにアレンジし、本来バタークリームのところを生クリームとさせてもらいます。
アーモンドとメレンゲのケーキ21センチ 材料

生地
アーモンドプードル | 200g |
---|---|
薄力粉 | 10g |
グラニュー糖 | 140g |
卵白 | 250g |
グラニュー糖 | 60g |
クリーム
生クリーム | 200cc |
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砂糖 | 20g |
アーモンドプラリネペースト | 20g |
作り方
1.アーモンドプードル、薄力粉、グラニュー糖140gを合わせてふるっておく
2.卵白を泡立て、泡立ってきたらグラニュー糖を2~3回に分けて加え、しっかりしたメレンゲを作る
3.2に1を2~3回に分けて加えて粉がなくなるまでさっくりと混ぜる
4.直径9mmの丸口金をつけた絞り出し袋に3を入れる
5.クッキングシートを天板2枚に敷き、4を半量ずつ渦巻き状に絞り出す

6.180度のオーブンの上下で25分焼く

7.焼き上がったら取り出して冷まし、21センチのケーキ型を当てて型に沿って外周を切り落とす
8.生クリームに砂糖を入れて泡立て、しっかり泡立ってからアーモンドプラリネペーストを加えてよく混ぜる
9.8を絞り出し袋に入れ、生地2枚のうち1枚に生クリームを全て絞る

9.7で切り落とした破片はクリームの上に乗せ、もう1枚の生地を重ねる
10.粉砂糖をふって完成

アーモンドプラリネペーストとは?
プラリネという言葉はあまり耳なじみがないと思います。
プラリネというのはカラメリゼしたナッツのことです。
こちらのページを参照してください。
アーモンドプラリネペーストとは、アーモンドのプラリネをペーストにしたものということとなります。
上記のページの通り手作りできるのですが、そうも行かない場合はこちらからどうぞ。
少量でも風味豊かなおいしいケーキができます。
9mmの口金

さらっと9mmの口金を使うように書いてありますが、実は我が家には9mm口金がありません。
口金つき絞り出し袋セットを買っても、9mm口金はあまりついてこないので、別で買わなくてはならなくなります。
が、我が家で使っているのは、口金つき絞り出し袋セットについてくるこれ(上の写真)で代用しています。
商品写真で説明しますと↓白い丸いものが二つついてますよね?
この白いやつは、絞り出し袋の口金を装着する際に、
・大きい方を絞り出し袋の中に入れて先っぽを下から出し
・小さい方の白いやつは口金と一緒に外側から装着して使うものです。
写真で説明しますと、大きい方を絞り出し袋から出し、

口金と一緒に小さい方を大きい方にくっつけます(ネジ式)

こういうことです。
これがあると、うっかり絞り出し中に口金を押し込んでしまっても絞り出し袋に埋まってしまうこともなくなりますし、途中で違う口金に替えたいときも簡単に替えられます。
この口金は星形のやつで、これをつけていれば、よく見かけるケーキのデコレーションに絞ってあるクリームのような形になります。

今回は、ケーキの間に挟む生クリームには、星形口金を使いました。
しかし、焼く前の生地を天板に絞り出すときは、9mmの口金がないので、口金をつけず白いやつだけを装着して絞り出しました。
9mmよりは太いんで、あんまりスマートなシルエットにはできなかったのですが…。
とりあえず、しばらく9mm口金を買うつもりはないので、私はこのままでずっとやっていくと思います。
こだわるなら買ってみるといいです。きっときれいにできます。
シュクセ・プラリネアレンジバージョンまとめ
シュクセ・プラリネはバタークリームらしいのですが、私が幼少の頃の思い出のせいで、バタークリームが苦手なので、生クリームにアレンジしたバージョンをお届けしました。
アーモンドの香りがとてもおいしいケーキなので、作ってみてください。
私はこのケーキ大好きなんです。
卵白がかなり大量に必要なので、余ったらその都度冷凍庫に保存しておいて、ある程度たまったところでつくるといいですよ。
あなたが楽しくお菓子作りを続けられますように。
