デザートプレートって、テンション上がりません?
綺麗な見た目で色んなデザートが味わえて、満足感があるんですよね~。
私、いつもお菓子を作るときは、1種類しか作らないのですが、先日、ふとデザートプレートが作りたくなりました。
この記事で分かること
・ネットで見かけた生チョコケーキのレシピ
・生チョコケーキのレシピで注意すること
デザートプレートとは?
デザートプレートってのは、デザートがお皿に乗っていることを指します。そのままですね。
通常、複数のデザートが乗っていることが多いです。
私がデザートプレートを作りたい、と思ったのはつまり
という意味です。
ということで、複数のデザートを作ろう! という趣旨です。
なので、複数でも作りやすい簡単なレシピを…と考えました。
白羽の矢が立ったのは、プリンと、ネットで見かけた生チョコケーキでした。
生チョコケーキ

レシピ参照元はこちら。
見た目がすごいおいしそうだったので、これを作ってみようと思いました。
レシピを見て気になったこと
引用
*材料* 17cmパウンド型
・チョコレート 200g
・生クリーム 200g
・卵 2個
・薄力粉 大さじ2
材料も4つで簡単そうなレシピなのですが、作る前に読み込んでいて、疑問が浮かびました。
重大なコツその1 粉はふるうのか?
最初に気になったのは、作り方のところに
湯せんで溶かしたチョコレートの中に生クリーム→溶いた卵→薄力粉の順に加えその都度 泡立て器でよく混ぜる。
と書かれているのですが、ちょっと気になりませんか?
そう。私がいつも言っている細かいコツは何も書かれていないのです。
最初に私が気になったのは、薄力粉を加えると書いてあるところに「ふるって加える」という文字での言及がないにもかかわらず、写真ではふるって加えているようなのです。
もちろん、お菓子作りでは薄力粉はふるうのが基本。
おそらく、このレシピは細かいコツに言及しない方針なのでしょう。
そういうつもりでもう一度レシピを見ると…。
重大なコツその2 生クリームの温度は?
もう一度、先ほどの引用部分をよく読んでみましょう。
湯せんで溶かしたチョコレートの中に生クリーム→溶いた卵→薄力粉の順に加えその都度 泡立て器でよく混ぜる。
湯せんで溶かしたチョコレートの中に生クリーム…。
基本的に生クリームは冷蔵保存なわけですが、せっかくあたためて溶かしたチョコレートの中に冷蔵していた生クリームを入れたらどうなるでしょう?
はい。固まってしまいます。
なのでこれは、生クリームもあたためなくてはいけない、というのが正解です。
ガナッシュの作り方のコツ
生クリームにチョコレートを溶かした状態のことをガナッシュというのですが、実は、ガナッシュを作るときは
あたためた生クリームに刻んだチョコレートを入れて溶かす。
のがコツ。
逆に刻んだチョコレートにあたためた生クリームを入れる、というのは避けた方がいい失敗事例なのです。
と、ここまで書いてみてから、そうだったよね?とググってみました。
多くのレシピは、私の認識とは違い、溶かしたチョコにあたためた生クリームを加える、ということになっているようでした。
私は生クリームにチョコを入れなきゃ失敗する!と手持ちの本に書いてあったのでそう信じてきたのですが、時代が変わってどこかでやり方が変わったのかな?

↑証拠
古い本だから、あの頃の常識とは変わってきてるのかもしれませんね。
ただ、今回お世話になる生チョコケーキのレシピは、チョコレートの方はあたためて溶かすというのが前提になっているようなので、どちらもあたたかいのなら、どちらに入れても問題はないのかもしれません。
この本は、溶かしたチョコではなく「刻んだチョコレート」というのが前提のようなので。
この本のやり方でやれば、チョコの湯せんの手順はすっ飛ばせますね。
生チョコケーキ 作る

さて、脱線しましたが戻ります。
とりあえず今回は、チョコは湯せんで溶かし、生クリームもあたためておくやり方でやろうと思います。
湯せんで溶かすときは、わざわざ包丁で刻まなくても、↑これくらいに手で割っただけでも問題ないです(にじみでるずぼら)
チョコを溶かし、生クリームをあたためて、一気に混ぜるのは怖いので少しずつ。
卵を混ぜて、ふるった薄力粉を加えて混ぜ、パウンド型へ。
160度のオーブンで、とりあえず25分焼きましたが、全然生だったので追加で10分。
それでもまだ生だったので、また追加で10分。
合計45分焼きました。
生チョコケーキ完成

完成。焼き上がり直後はこんなに膨らんでいました。

粗熱を取っているあいだにこんなにしぼみました。これは別に失敗ではありません。
型のまま冷蔵庫で冷やします。
プリン
プリンも作りますが、私はいつも18センチの型で大きいプリンを作ります。

でも、今回はかわいいビジュアルにしたかったので、普通のプリン型を使うことにしました。
プリンを作る

砂糖と水を鍋で煮詰めて、キャラメルを作り、プリン型に流し込みます。
牛乳と砂糖を鍋であたため、卵をボールに割り入れて混ぜ、温めた牛乳を混ぜてプリン型へ。
オーブンで150度25分湯せん焼き(型が小さいので上記リンク先ページとは焼き時間が違います。
焼けたら完成。
こちらも冷蔵庫で冷やします。
デザートプレート完成

というわけで、できあがりがこれ。
本当は生クリーム絞ったりとかして飾れば良かったのですが、そういうの完全に失念していました。
娘にも出してやると、速攻でスプーンをぶっさして食べ始めました。
プリンの方がお気に入りみたいでした。
というわけで、デザートプレートが作れた私はとても満足でした。
今回使った道具
あなたが楽しくお菓子作りを続けられますように。
