ケーキを手際よく作るには、作り始める前の準備をしっかりしておく必要があります。
準備をしないで作り始めてしまうと、生地を作ってから型の準備をするようなことになったりして、せっかく泡立った卵がしぼんでしまったりします。
しっかりと準備をした上でお菓子作りを始めていきましょう。
※この記事は過去記事に書いてあった部分を分離したものです。スポンジケーキの時の準備について書いてあります。
ケーキを作る前の準備
使う型やボウルや、ハンドミキサーなど、すぐに使えるようにしておきましょう。
型にクッキングシートを敷く
まずは型にクッキングシートを敷きます。

型をクッキングシートの上に置き、ペンで型の底に沿って○を書きます。
3個分並べて○を書くと、余った部分で側面部分に敷く分が一つ取れます。

この写真の広い方で○を3個作り、狭い方が側面部分です。
○が3個取れたら、2枚は次作るときのために保存しておきましょう。
また、保存しておいた2枚を使うときは側面分が足りないので、クッキングシートをケーキの型の円周分切ったら縦に3等分して側面分にします。
やはり余った分は次の機会に使いましょう。
敷くときには側面分に

このように切り込みを入れておくと扱いやすいです。
側面に、この切り込みを入れたシートを敷いた後に○部分を敷くと、切り込みの部分が○部分で押さえられるから、手を離しても敷いたまま安定します。
バターを塗って貼り付けるという方法もあるのですが、めんどくさいので切り込みを入れた方が楽です。
材料を量る

材料は、全て最初に量っておくのが基本です。
薄力粉は粉ふるいとボウルを重ねた状態で、はかりの数字を0にして量り、砂糖もボウルの重さを、バターも鍋の重さを引いた状態で量ります。
デジタルのはかりが0にしやすいのでオススメです。
また、私は量るのにボウルと鍋を使っていますが、自分で使いやすい入れ物があるのならそれでもいいです。
こんなに大量のボウル、なかなか最初からは用意できないですから。
粉ふるいも私は万能こし器が使いやすいのでこれでやっていますが、こういうのもあります。
卵は、室温に戻しておきます。
オーブンの予熱
オーブンの予熱は、オーブンの性能によっては材料準備する時に一緒にやっておいた方がいいことがあります。
オーブンの予熱がどれくらい時間がかかるか、何度か試してみるといいです。
遅いようなら最初に予熱を始めますが、早いようなら材料の準備が全て終わって、型に流し込むくらいの段階になってから予熱した方がいいオーブンもあります。
お菓子作りの準備まとめ
スポンジケーキの準備についてお話ししましたが、もちろん作るお菓子によって必要な準備は違います。
ゼラチンを使うなら、ゼラチンを水に入れてふやかすなどあります。
作り始めた後にあたふたしないよう、必要な準備を整えてから始めていきましょう。
準備の終わった後、ケーキの作り方の記事はこちらです。
あなたが楽しくお菓子作りを続けられますように。
